Dさん先日、上司に有給休暇を取りたいと申請したんだけど、『有給がない』って言われたんだ。それって本当なの？
退職先生まず、労働基準法では、全ての労働者には有給休暇が付与される権利があります。ただ、勤続6か月以上の労働者で、所定労働日の8割以上出勤した労働者に限ります。
Dさん働いてから8ヶ月経っているし、ほとんど欠勤していないよ。
退職先生それであれば、労働基準法に基づいて、有給休暇が付与される権利があるはずです。というかあるのが当たり前です。上司が言っていることが正しいかどうか確認するために、人事や労働組合に相談してみることをおすすめします。
そもそも有給休暇って何？ 会社によって「ある」「ない」があるの？
有給休暇は働いている人がお休みを取っても給料がもらえる権利のことです。労働基準法で決められていて、働く人たちが元気で働けるように休む時間を確保するための制度です。
法律では、6ヶ月以上働いて、ほとんどの日に出勤している人には、最低でも1年間で10日の有給休暇がもらえるようになっています。そして、長く働くほど、もらえる有給休暇の日数も増えます。
会社が有給休暇を与えない場合、それは法律に反していることになります。でも、実際には仕事が忙しかったり、人手が足りなかったりで、休みを取れないことが多いのも現実です。
そんな時は、働いている人は労働基準監督署や労働組合に相談できます。会社も、働きやすい環境を作る努力が必要です。もし法律に反していることがわかったら、会社には罰があたることもあります。
有給休暇 年5日の使用が義務化されています！
日本の法律では、働いている人に有給休暇があることが決まっています。6か月間働いた人で、ほとんどの日に出勤している人に有給休暇がもらえます！
- 働き始めてから6か月後: 10日間の有給休暇がもらえます。
- 2年目から4年目まで: 毎年14日間の有給休暇があります。
- 5年目から: 毎年20日間の有給休暇がもらえます。
このように、最初の年には、5日以上の有給休暇がもらえることが決まっています。
有給休暇 Q＆A
- 有給休暇の繰り越し上限は？
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有給休暇は付与された日から2年間有効です。繰り越し上限は基本的に2年間となります。従業員がその期間内に有給休暇を取得しない場合、その権利は失効します。
ただし、企業の規定や労働協定によっては、より短い期間で繰り越し上限が設定されている場合があります。そのため、自分が働いている企業のルールを確認することが重要です。
- 「私用のため」は有給休暇の理由になる？
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もちろんなります！
簡単に言うと、日本では有給休暇は自分のために使えるわけなので、「私用のため」という理由で有給休暇を取ることはできます。
有給休暇は、自分の体調や家族の世話など、自分の時間を大切にするために使うべきです。なので「私用のため」で全く問題ないです。
- 有給休分の給与が少ない気がするのはなぜ？
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有給休暇でお金が少なく感じるのは、普通に働く日と同じお給料がもらえるけど、残業代や他のお金が入らないからです。だから、実際にもらえるお金がいつもより少ないかもしれません。
また、会社によっては有給休暇のときにもらえる特別なお金がないこともあるから、そのせいでお金が少なく感じるかもしれません。会社のルールや働いている条件によっては違うので、自分の会社のやり方をチェックしてみましょう！
- パート勤務でも有給休暇はもらえる？
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もちろんパートタイムでも6か月間働いてたくさん出勤している人は有給休暇をもらえます！
ただし、どのくらいの休みがもらえるかは、働いている時間や条件によって変わることがありますので、確認しましょう。
- 有給の買い取りはしてもらえる？
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残念ですが普通は有給休暇をお金に変えることはできません。
有給休暇は、働いている人が休むためにもらえる特別な時間なので、お金と交換することは考えられていないからだそうです。
- 有給休暇の上限日数は？
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日本の労働法では働いている年数によって、もらえる有給休暇の日数が増えていきます。最高の日数は、5年以上働いている人で、毎年20日間の有給休暇がもらえます。
つまり、上限は毎年20日間の有給休暇です。ただし、会社によってはもっとたくさんの休みがもらえる場合もあるので、働いている会社の社内規定をチェックしてみてくださいね。
